クエン酸の効果

クエン酸は天然に存在する有機酸で、レモンや梅干し、酢などに含まれる酸っぱい成分のことです。

梅干し2個に4g、レモン1個に4g入ってます。

この酸っぱい成分は、人間のエネルギーを作り、疲労回復やダイエットに良いと言われてます。

疲労回復ミトコンドリアのクエン酸回路を促進させるとこによりエネルギーを生み出し、疲れやすい体を活性化させます。

また疲労原因の乳酸をを減少させることで疲労回復を促進します。

抗酸化、むくみ、美肌、血糖値の抑制、抗菌作用、抗ウィルス作用、高血圧、熱中症予防、結石予防、痛風予防、酸性体質改善、老化防止、免疫力の向上にも効果があると言われてます。

まずはダイエットに効果がありそうなクエン酸回路から説明していきます。

別名TcaサイクルとかTCA回路とか呼ばれます。身体を動かすエネルギーを作る回路でクエン酸が必要となります。

クエン酸回路は細胞内のミトコンドリアの中マトリクスという部分で行われています。

身体を動かすのに必要なエネルギーや炭水化物等を使ってエネルギーを作ります。

簡単に言うと炭水化物（糖）をエネルギーに変えて燃えやすくします。

クエン酸を食前に飲むと食欲増進作用があるのでダイエットしている方はお腹が空き過ぎている時は避ける方が良いと思います。

あと、酸ですので歯にはよくありません。ストローで飲むとか、飲んだ後口をゆすぐとかした方が良さそうです。

クエン酸とビタミンB1を一緒に摂取するとスタミナアップや疲労回復に効果的です。

B1は足らないと疲労物質の乳酸を作りやすくなるので、食事などで摂る工夫が必要です。

また腸内でもビタミンBが作られますので、腸内環境が良い方は疲れにくいとも考えられます。

汗などにより、水分、ナトリウムなどのミネラルが不足する事により起こります。

クエン酸にはキレート作用がありミネラルの吸収を高めるので、熱中症に良いと呼ばれる飲料には、クエン酸が入っている事が多く、効果的を高めています。

クエン酸は酸性ですが、膵臓から出るアルカリ性の重曹と化学反応を起こし、クエン酸ソーダとなり、アルカリ性になります。

体内のPhバランスを整え、酸性体質改善につながります。

痛風は尿酸が蓄積する事により足の指などが痛くなってくる症状が出てきます。

クエン酸を摂る事により尿を弱酸性にして体外に尿酸を排出しやすくしてくれる

血管を広げる作用で血流を良くし、血圧を下げます

利尿作用によってむくみを解消させます

代謝をアップさせる事により古くなった角質をはがして、お肌のツヤを良くします

また老化物質AGE（終末糖化産物）を減少させる効果があります

AGEはシミしわの原因になったり、健康を損ねたりします
AGEが多い代表的な食べ物の唐揚げにレモンを絞るとAGEが減少します

殺菌効果で最近の増殖を抑えます

水に含まれるカルシウムで鏡や蛇口がくすんできますが、クエン酸はカルシウムにくっついて取ってくれる作用があります。鱗状のくすみに効果的です。

掃除用のクエン酸は食品用と同じですが、賞味期限がなかったり、他の成分が入っていることもありますので、口にする場合は食品用のクエン酸と選択した方が良いでしょう。

健康食品なら人工甘味料や添加物の少ないものを選びましょう。

適量は、梅干しなら一日1〜2個ぐらいでしょうか。3〜5gくらいが目安です。